2010/12/02
予想通り、KANYE WESTとNICKI MINAJがそれぞれBILLBOARD 200アルバム・チャートの1位と2位を獲得した。WESTは『MY BEAUTIFUL DARK TWISTED
FANTASY』を496,000枚、MINAJは『PINK FRIDAY』を375,000枚売ってチャートに初登場した。
どちらのセールスも初めに想定されていたよりやや低い。業界のインサイダーは週の初めにこの2枚がそれぞれ550,000枚と40,000枚売れると予想していた。
にもかかわらず、WESTのアルバムは彼にとってBILLBOARD 200で4度目のナンバーワンとなり、2010年中4番目に週間売り上げの高かったアルバムとなった。また、2008年の『808S & HEARTBREAK』の初週売り上げの450,000枚を上回った。MINAJは女性ヒップホップ・アーティストとしては2番目に高い週間売り上げを達成した。LAURYN HILLは1998年に『THE MISEDUCATION OF LAURYN HILL』を第一週に423,000枚売って1位にしている。
また、BILLBOARD 200に300,000枚以上売れたアルバムが2枚入ったのは2年ぶり。前回は2008年12/6に、BIYONCEの『I AM…SASHA FIERCE』が482,000枚売れて1位、NICKELBACKの『DARK HORSE』が326,000枚売れて2位になっていた。
WESTのアルバムはアマゾンでは最初の週3.99ドルの値段が付いていたが、iTunesでは発売後5日経った土曜日まで店の前面でプロモートされていなかった。
WESTの『FANTASY』は発売第一週224,000のダウンロードで、売り上げの全体の45パーセントを占めた。このうちアマゾンのMP3などがどれだけを占めるのかはわからないが、この数字はデジタルの週間売り上げとしては4番目に位置する。
デジタル週間売り上げでこれまでの最大はCOLDPLAYの『VIVA LA VIDA』(2008年288,000)、2位はTAYLOR SWIFTの『SPEAK NOW』(今年、278,000)、3位はEMINEMの『RECOVERY』(今年、255,000)だった。
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